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海難1890

 1985年、イラン・イラク戦争が勃発した際、テヘランに取り残された日本人を救出するためにトルコ政府が救援機を飛ばしてくれた「事件」は、1890年のエルトゥールル号遭難事件の「恩返し」として報道されたので、覚えてゐる人もゐるだらう。

その二つの事件を題材にした映畫である。

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 エルトゥールル号遭難事件についてはかなり昔に聞いたことがあり、詳細を知りたいと思ひながら、いつしか記憶から消えてしまつてゐたので、映畫の予告を見てからは公開を楽しみにしてゐた。

 1890年の海難事件だけでも良かつたかなと思つたが、トルコとの友好関係をアピールするには現代の事件も必要だつたのだらう。

 パンフレットもよくできてゐて、情報量が凄い。

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杉原千畝

 多くのユダヤ人の命を救つた日本人外交官、杉原千畝(すぎはら・ちうね)。

 映畫になるだらうと思つてゐたが、杉原千畝を唐沢寿明が演ずると知つて観るのはやめようかと思つたほどがつかりした。

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 唐沢が嫌ひなわけではない。好きではないが . . .

 この俳優を初めて見たのは『白い巨塔』で、田宮次郎と比べるのは酷だとしても、そもそも唐沢には重みも深刻さもなく、権力争ひを繰り広げてゐる医学部の教授にはどうみても見えない。
 せいぜい、若い医局員といつた風情で、助教授はおろか助手にさへ見えない。だから、当時も「なぜこんな軽い役者が」と疑問に思つた。事務所の力なのか?

 唐沢本人が悪いわけではない。ミスキャストの最終的な責任は監督にある。

『黄金のアデーレ 名画の帰還』

 クリムトの名畫「黄金のアデーレ」をめぐつて実際に起こつた裁判がストーリーの柱だ。

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 アメリカに住むマリア・アルトマンといふ女性が、クリムトの描いた叔母アデーレの肖像画である「黄金のアデーレ」の返還を求めてオーストリア政府を訴へる。

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 その名畫はナチスに占領されてゐたオーストリアで、ナチスが奪つた繪畫の一つだつた。

 世界的な名畫ではあるが、マリアにとつては大切な思ひ出が詰まつてゐる叔母の肖像畫なので、返して貰ひたいといふことだ。

 マリアを助け、後押しする駆け出しの若い弁護士の姿も心に残る。

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『サヨナラの代わりに』

 映畫は私にとつて「娯楽」でなければならないので、あまり深刻すぎるテーマの作品は避けることにしてゐる。

 深刻な問題は現実の生活だけで十分だ。

 さういふ主義なので、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を扱つた映畫は、本来ならわざわざ金を払つて観に行くはずもないのだが、ちよつと氣になつてしまつた。

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 病氣の知名度があがり、少しづつ新薬の開発も進んでゐるやうだが、まだまだ克服にはほど遠い難病だ。

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 介護に現はれた学生アルバイトの破天荒な「ベック」役の女優をどこかで見たことがあると思いながら観てゐたのだが、『オペラ座の怪人』のクリスティーヌを演じたエミー・ロッサムだつたとは。

 いい味を出してゐる。

U.N.C.L.E.

 子供の頃、毎週必ず見てゐたテレビ番組がいくつかある。

 思ひ出せるものもあるが、記憶の底に沈んだまま未だに浮かんできたことのないものも多いやうな氣がする。

 そのまま記憶から完全に消えてしまふ恐れがあるものも増えてきさうだ。

 『0011 ナポレオン・ソロ』はこの映畫のポスターを見た途端に、主役のとぼけたロバート・ボーンとちよつとクールなデイビッド・マッカラム(イリヤ・クリヤキン)の名前も顔も、それぞれの雰囲気や役柄も一氣に脳裡に蘇つてきた。

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 しかし、この新作に昔の面影を追ふ氣もなければ、過剰な期待を抱くこともなかつた。

 ただ、タイトルだけが懐かしくて、新作は新作として楽しめれば良いと思つた。

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 二人とも格好良すぎるが、それはそれとしてアクション・スパイ映畫ならではの楽しさを味はふことができる。

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 ヒュー・グラントもちよつと顔を出してゐるが、この人の「軽み」は演技かと思つてゐたら、どうやら「地」だつたやうで、どう見ても軍部の重鎮にはそぐはない演技だ。『モーリス』で一躍評判になつた若き日のヒュー・グラントはもうすつかり姿を消してしまつた。

 とはいへ、私はヒュー・グラントは好きな俳優なので、今回の端役はミスキャストで、責任は監督以下の演出側にある。

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