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大企業の社長は面接で何を見るのか(1)

 相変らず不景気が長引いてをり、業種によつては円高にも足を引つ張られて大苦戦を強ひられてゐる。震災の影響を受けてゐる企業や地域もある。

 若い世代の人口が激減してゐるので、就職は楽になるのかと思つたら、世の中は甘くはないやうだ。

 大企業の社長たちはどれほど社員の採用人事に関わつてゐるのかよくわからないのだが、最終段階の面接には立ち会ふこともあるのだらう。

 企業名は伏せるが、いづれも庶民を大切な顧客として、日本全国に(あるひは世界規模で)販路を持つてゐる大会社の社長たちの発言の中から、「どういふ社員を採用したいのか」の手がかりとなりさうなポイントだけを紹介する。

 一人目の大社長は「顔の表情」に注意するといふ。何を見るのかといふと、面接の時に「入りたいために一所懸命」なのか、「入つてからやりたいことがあるから一所懸命」なのかを、表情で見分けるのださうだ。

 たしかに、「入るのが目的」「合格が目的」の人は、入社後には目的がなくなるので、戦力にならない可能性が大である。「受験戦争」といはれた時代の東大合格者の中には、時々ゐたタイプでもある。とくに「医学部」は最高の偏差値を誇つてゐたので、「最難関」に合格するのが目標で、医者になることはほとんど眼中になく、入学してからあわてる者がゐても不思議ではない。また、受験勉強とは無縁の田舎の高校で、本人もとくに勉強したわけでもないのに、東大法学部などに合格して、入学後半年もしないうちに辞めてしまふといふ極端な例についても聞いたことがある。どうしてそんな高校生が東大を受験したのかが私には最大の疑問ではあつたが。

 「入つてから何をしたいのか」は重要なポイントである。

 二人目の大社長は、要するに「過度であること」(かういふ言葉を使つたわけではないが)に警戒するといふことだつた。つまり、「礼儀正しすぎる」「しやべり過ぎる」など「. . . すぎる」のはダメだといふことだ。

 もう一人、世界規模の企業の社長は、面接で「完璧に答へる人」はだめださうだ。完璧に答へる人は、「テクニックに走つてゐる」だけだからだといふ。仕事といふのはチームワークなので、かういふ人は社員として使へないといふことにもなる。それから、「その瞬間の知識では評価しない」とも話してゐた。

 やはり、それぞれ評価の基準といふのはあるやうだが、現実の面接となるとまた事情は違ふのではないかと思ふ。
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