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わざわざ「女性看護師」とは

 出版部の応援を頼まれて、6月発売の書籍のチェックをしてゐたら、「女性看護師」といふ表現が出てきて、「おや?」と思つた。

 確かに最近、「看護師」といふ見慣れない言葉が、急に目につくやうになつてきたが、「看護婦」といふ由緒正しい日本語があるのに、わざわざ「女性看護師」といふ気色悪い言葉をつかふことはことはないだらう。

 例によつて「朝日新聞」の2010年1月1日以降の記事を調べてみたら、「女性看護師」なるけつたいな表現が233件もあつて驚いた。

 看護婦といふくらゐだから、従来は圧倒的に女性が多かつたのだが、近年、少数ながら男性もゐるやうになったので、男女の性別を問はずにこの職業の人を示せる言葉として「看護師」が発明されただけのことで、chairmanをchairpersonにしろと言ひ出した、(たぶん)アメリカあたりの気違ひ女たちの主張とは次元の違ふ話の筈だ。

 筒井康隆の「断筆」事件(?)以降、妙な言葉狩りは下火になつたが、相変はらずをかしなところで男女差別を意識して卑屈な言葉をつかふ輩がゐるものだと呆れた。

 ちなみに、同じ朝日新聞に「看護婦」(看護婦長も含めて)は191件あつた。まあ、まともな言葉を書く人もまだゐると考へるべきなのか。いづれにせよ、朝日新聞社が「看護婦」狩りをしてゐるわけではないやうだ。
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