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手抜きのかつ丼

 日本酒やウヰスキーの本を読んでゐるうちに、酒の肴も氣になつて、ラズウェル細木の『酒のほそ道 宗達直伝・呑兵衛レシピ100選』を偶然見つけて(さういへば、同じ著者の『酒のほそ道 宗達に飲ませたい日本酒100選』も神田の東京堂で偶然見つけたのだつた)、かういふ手のかからない酒のつまみを男がさつと自分で作るのは「粋」だなあ、などと思つたのがそもそもの始まりで、急に「食材」が氣になるやうになつてしまつた。

 生来、親からも言はれるくらゐ「凝り性」であることは否定できない、どころか十分に自覚もしてゐるので、「多藝は無藝」にならないやうに、氣をつけて生きてきたつもりだが、性分なので、つい趣味のやうな世界にのめり込んでしまふことがある。

 ただ、さういふ性格は悪いことばかりあるわけではなく、よく言へば、短期ないし中期決戦の時の集中力発揮につながることもあるので、仕事の上で大きくものをいふことも少なくない。

 実際に自分で作ることはなかつたが、関心は酒の肴から始まり、料理とはいへないほどの手軽に作れる箸休め程度の一品や、料理そのものよりも、作る時のちよつとした工夫にひどく感心させられて、そのうち自分でも試してみようかと思ふやうになつた。要するに、小さな職人魂に刺戟を與へられたのである。

 ブックオフの料理本のコーナーで見つけて買つて来た薄い本には、私にも出來る小さな工夫が散りばめられてゐて、それを読みながら感心したり愉しくなつたり。

 今回、挑戦したのは(といふほどのものではないが)、かつ丼。
 市販のトンカツを買つて来て、醤油とみりんと砂糖(+私の判断で「ほんだし」を少々)をカップの中で合はせておいて、それをフライパンに入れて豚カツにスプーンでかけながら数分温める。

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 さらに三つ葉を加える。

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 熱くなつてきたら、玉子をぐるりと豚カツ全体にかける。

th_DSC_0668.jpg

 蓋をして、適当にまた温め続ける。

th_DSC_0669.jpg

 これなら市販のかつ丼のやうに天敵の玉ネギに毒された匂ひもしないし、自分の好みの味つけにすることも可能だ。

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 深夜の夜食には良くなかつたかなあ。
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